平方根

5と5をかけると25になります。このように同じ数字を2回かけることを平方(square)と呼びます。得られた数(この例では25)を平方数と呼びます。

正方形の面積を求めるとき、一辺が5と分かっているなら、5x5=25と計算しますね。逆に、正方形の面積が分かっていて、辺の長さを求めたい、という場合もあるでしょう。25=●x●、という式で、●の部分に同じ数を入れます。このように、平方数に対して、平方の元の数を求めることを開平と呼びます。求めた数は平方根(square root)と呼びます。

平方根の計算

手作業で計算するのは大変なので、計算フォームを作成しました。

の平方根は、です。

※数学では、平方根は正の値と負の値がありますが、統計においては正の値を使うケースがほとんどなので、正の値のみを表示しています。

平方根の表記

平方根は、√(ルート記号)を使って記述します。√25=5です。↑の計算フォームでは小数表記にしていますが、数学では割り切れない場合はルート記号のまま表記することが多いです。

統計学での平方根

統計学では、平方や平方根が使われることがあります。よくあるのは、

分散 = (標準偏差)2、つまり、√分散 = 標準偏差

です。