階乗の計算

1x2x3x4...のように、1~ある正の整数までを順にかけたものを、階乗と呼びます。記号は「!」(エクスクラメーションマーク)を使います。

5! = 1x2x3x4x5 = 120

となります。

の階乗は です。

階乗を使って計算するとき

人が一列に並ぶときの、並び順のパターン数が階乗で計算できます。ABCDの4人だった場合、

  1. ABCD
  2. ABDC
  3. ACBD
  4. ACDB
  5. ADBC
  6. ADCB
  7. BACD
  8. BADC
  9. BCAD
  10. BCDA
  11. BDAC
  12. BDCA
  13. CABD
  14. CADB
  15. CBAD
  16. CBDA
  17. CDAB
  18. CDBA
  19. DABC
  20. DACB
  21. DBAC
  22. DBCA
  23. DCAB
  24. DCBA

の24通りです。

先頭は4人から選ぶので4通り、二番目は先頭1人を除いた3人から選ぶので3通り、三番目は先頭と二番目の2人を除いた2人から選ぶので2通り、最後尾は残った1人なので1通り。なので 4 x 3 x 2 x 1 となります。